• ホーム
  • 美容皮膚科ではシミ治療にトレチノインを処方してくれるので、しばらく続けて下さい

美容皮膚科ではシミ治療にトレチノインを処方してくれるので、しばらく続けて下さい

2020年04月02日

あまりにもシミが酷すぎる場合には、美容皮膚科で治療を行うこともあります。美容皮膚科では、主にシミ治療にトレチノインを処方しますが、これにはいったいどのような効果があるのでしょうか。トレチノインとは、ビタミンA誘導体のことでビタミンAの50~100倍の生理活性を有しています。

アメリカではしわやシミ・ニキビの治療医薬品として使用されており、多くの患者さんからは皮膚の若返る薬だと言われているようです。トレチノインは、もともとは血液中にごく微量ながらも流れているものですので、一般的にはアレルギー反応が起こることはありません。美容皮膚科では、トレチノイン以外にも漂白作用のあるハイドロキノンやビタミンCローションを組み合わせて治療を行うことがほとんどになります。

トレチノインには、皮膚の角質を剥がして表皮の細胞を分裂・細胞させて肌の再生を促す効果が期待できます。また、皮脂の分泌を抑えたり、コラーゲンの分泌を高めることで小じわの改善にも役立ちます。表皮内の粘液性物質の分泌を高めることで、皮膚をみずみずしくする効果もあります。

コラーゲンの造成を促す数少ない薬であることから、しわに高い効果が期待できると言えます。目じりなどの深くできてしまっているしわに対しては、少なくとも数か月間継続して薬を使用しなくてはいけません。しかし、使用開始すぐは皮膚が剥けてしまうなどの副作用が出る恐れがありますので、プロペトを使った保湿剤を使うことをおすすめします。

そして、皮脂腺の機能が亢進することからニキビにも有効だと言われています。毛穴の入り口が異常に厚くなりふたをすることで起こってしまうニキビ。トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させて角質を剥がす作用がありますので、良い効果をもたらしてくれるでしょう。ですが、妊娠中の女性は使用できないため、治療の際には絶対に医師に伝えるようにしてください。

また、トレチノインは強力な作用がある薬剤ですので、使用することで反応性の皮膚炎が起こります。皮膚が赤くなってしまったり、ポロポロと角質が取れてきたりするなどの症状がありますが、これはアレルギー反応ではないということを理解しておきましょう。むしろ、薬の効果がきちんと出ているという証拠になります。

出来てしまった皮は無理に剥こうとはしないで、自然にはがれるのを待つようにしてください。しかし、治療を始めてから1週間以上経っても皮膚の状態が良くならない場合には、一度医師に相談することをおすすめします。